【ダークソウル3】冷徹なる美貌の裏に潜む真実:修道女フリーデのすべて【NPC考察】

ダークソウル3

こんにちは、GORIです!

『ダークソウル3』DLC「ASHES OF ARIANDEL」の最奥で待ち受けるボス、修道女フリーデ
その美しくも冷酷な姿、そして驚愕の3形態に及ぶ激しい戦闘は、多くのプレイヤーの記憶に深く刻み込まれていますますね!
しかし、彼女の魅力は戦闘だけではありません。彼女の背後には、本編の火継ぎの物語、そしてロンドールの深き闇が絡み合う、複雑な真実が隠されていました!

今回は、フリーデの過去、目的、そして特にロンドールのユリア教父アリアンデルとの関係性に焦点を当て、その謎に包まれた生涯を徹底考察していきます!


第1章:アリアンデル絵画世界の守護者、その現状維持の執着

フリーデが居を構えるのは、雪と冷気に包まれたアリアンデル絵画世界。この世界は、いずれ「腐れ」てしまう運命にあり、その腐敗を焼き払うための「火」が必要とされています。しかし、フリーデは、絵画世界の修復者である教父アリアンデルと共に、この「火」を消し留め、絵画世界の現状を維持しようとします。

教父アリアンデルは、自らをムチで打ちつけて血を流し、その血をもって絵画の火を燻らせていました。彼が持つ「アリアンデルの薔薇」というムチは、まさにその儀式のための道具。

フリーデは、この教父を支え、絵画世界が「灰」となることを拒み、安寧の地として守り続けることに執着しているのです。絵画世界の住民である鴉人たちが、彼女を「シスター・フリーデ」と呼び、慕っていることからも、彼女がこの世界にとって重要な存在であることが伺えます。


第2章:ロンドールの過去、そして三姉妹との断絶

フリーデを語る上で欠かせないのが、闇の勢力「ロンドールの黒い教会」との関係です。
彼女はかつて、ロンドールの開祖の一人、「ロンドールの開祖フリーデ」であったことが示唆されています。そして、ロンドールのユリアは、彼女の「末妹」であることがテキストで明言されており、フリーデは三姉妹の長女である可能性が高いのです。

ロンドールは、「火の時代を終わらせ、闇の王を擁立する」という明確な思想を持っています。彼らは火継ぎを否定し、人々の「暗い魂」を正しく利用することで新たな時代を築こうとします。しかし、フリーデの行動は、このロンドールの思想とは真逆です。彼女は絵画世界で火を燻らせ、現状維持を図っています。

なぜ、フリーデはロンドールを捨て、絵画世界へと向かったのでしょうか?

考えられるのは、彼女がロンドールの掲げる「闇の王」の道や、そのための手段に同意できなかった、あるいは絵画世界に別の「救済」を見出したためです。

ユリアの台詞からは、フリーデへの尊敬と、彼女が別の道を選んだことへの複雑な感情が読み取れます。

灰となり、ロンドールを棄てた憐れな女…エルフリーデ…
どうか、それを王の糧としてください
…そして許されるなら、少しでもご記憶ください
我が姉が、最後に共にあった、火の陰にある者たちを

というユリアの言葉は、フリーデがロンドールを離れたことを静かに示唆しているのでしょう。

フリーデは、ロンドールが目指す「壮大な世界の転換」ではなく、絵画世界という小さな、しかし安息の地で、独自のやり方で世界の終焉と向き合うことを選んだのです。


第3章:冷徹な美貌の裏に秘められた真実

フリーデとの戦闘は、3段階に分かれています。

  • 第1形態
    修道女フリーデ 絵画世界の守護者としての冷徹さ、そして隠された素早さと鎌さばき。
  • 第2形態
    教父アリアンデルとフリーデ 絵画世界との一体化、そして教父との共闘。彼らが絵画世界を守るためにどれほどの覚悟を持っているかを示します。
  • 第3形態
    黒い炎のフリーデ 漆黒の炎を操る彼女の姿は、かつてのロンドールの面影、あるいは内面に秘められた強大な力を感じさせます。彼女の持つ「フリーデの大鎌」が、火を司る「煤闇の炎」を操る点も、火を拒む彼女の皮肉な運命を示唆しています。

フリーデは、自らが「灰」でありながら、火を継ぐことも、そして灰となることも拒み、ひたすらに絵画世界を守ろうとします。それは、彼女自身の安息のためか、あるいは絵画世界の住民たちのために、孤独な使命を背負っていたのかもしれません。

まとめ:フリーデが問いかける、世界の終わりと向き合う意味

修道女フリーデの物語は、単なるボスの背景に留まりません。彼女は、火継ぎという世界の摂理から外れた場所で、異なる形で「世界の終わり」と向き合うキャラクターとして、プレイヤーに深遠な問いを投げかけます。

ロンドールの闇の王の道を選ばず、絵画世界の現状維持を選んだフリーデ。
その冷たい美貌の裏には、己の信念を貫き、孤独な戦いを続ける、一人の灰の者の壮絶な物語が秘められていたのです。


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